七五三とは、子どもの成長の節目となる三歳、五歳、七歳の年にこれまでの成長を氏神様に感謝する儀式です。本来は数え年でお祝いするものですが、近年は満年齢でも構わないとされ、都合のつく年で行っています。祖父母や親せきから内祝いをいただいた場合、宴席を設けてお返しします。その際は品物等のお返しは必要ないとされていますが、実際にはいただいた額の半額から三分の一程度の物を準備します。また、祖父母や親せきが遠方にいる場合や宴席を設けない場合は品物を贈ります。表書きは「七五三内祝い」とし、のしは紅白蝶結びの熨斗紙をかけ、子どもの名前のみを記します。発送する場合は、親の氏名で贈ります。お礼状やカード、子供の写真を添えて贈ると喜ばれます。